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江戸の熊手がそうなのか、酉の市で売る物は伝統的にそうなのか?
熊手の中央におかめが居るのである。
これが大量に並んでいる屋台に近付いて見上げると変な心持になる。
変といえば、“全く理解出来ない江戸の粋”がココには存在する。
『これ幾ら?』
「5万円です。」
『高いなー。3万円にしてよ。』
「解りました。」
『(5万円渡しながら)じゃあ、値切った分はご祝儀で。』
「ありがとうございます。」
はあ~よよよい、よよよい、よよよいよい♪ワーパチパチパチ・・・
3万円で買わせてくれないよっっ!!
ここでお約束為に値切るのも馬鹿馬鹿しいので定価で5万差し出すと“何コイツ??”的な顔をされるのが恐ろしくムカつくのですが。
江戸の粋、全く理解出来ません。
眺めてる分には客も売る方も楽しそうなので良いのですがね。
我家は屋台ではなく、鷲神社の熊手を分けていただいてくるのでこれをやらずに済みます。
御酉様の加護がありますように・・・。
ハッピーターンを煎餅と呼ぶ人は少ないだろう。
日本の旧き良き伝統菓子、米菓煎餅には若干のヘルシーなイメージが付きまとう。
米に醤油。日本人の心である。
ならば、ハッピーターンは何だというのか。
私は思う。
奴は、ジャンクフードであると。
ハッピーターンはウィキペディアに拠ると、“細長い楕円形のせんべいにハッピーパウダー(後述)と呼ばれる調味粉をまぶしたもの”である。
ちなみに正式名称がハッピーパウダーであろうと、ファンはこう呼ぶのである。
“ハピ粉”
無論ハッピータンの粉の略である。
このハピ粉こそが、米価であるハッピーターンをジャンクフードにまで貶めた、まさに魔法の粉、なんである。
食べだしたら止まらない。
やたらしょっぱいあの粉。
口角が炎症を起こしている時食べると、口の周りについて非常に痛いハピ粉。
ハッピーターンは舐めてから喰う。
それは私だけかもしれないが。
兎に角ハッピーターンの価値はハピ粉にこそあると言っても過言ではないだろう。
かつて、ハピ粉ファンが歓喜した商品が発売されていた事があった。
“2005年9月発売:別袋にハピ粉をつめた「シャカシャカハッピー」”
ハピ粉が別の袋に入っていたため、ハピ粉ファンは念願の“粉だけ舐める”の夢をかなえる事が出来たのだ。
この商品は、すぐ消えた・・・。
そして去年。
ファンの間でも“粉が多くて気持ち悪い”と評判になった「ハッピーパウダー200%ハッピーターン」の発売。
ハピ粉は適量が一番と、皆に、“過ぎたるは及ばざるが如し”という言葉の意味を突きつけたまさに挑戦的な商品だった。
そして今日・・・。
まさかの「ハッピーパウダー250%ハッピーターン」を発見!!
ずっとハピ粉増量ハッピーターンを探し求めていながら4月発売のこの商品を何故今日この日まで発見できなかったのかは大きな謎だが、ついに私はハピ粉キングダムを手に入れた!!
袋は小さすぎてDEATH NOTEの切れ端を仕込んでも中で字はかけそうに無い。
そしてこの惚れ惚れする様なハピ粉っぷり!!
無論私はハピ粉を堪能してから生地を味わった・・・要するに舐めてから、喰った。
ハートのハッピーターンが入っているとラッキーだそうだが、普通に入っていたが・・・これはレアなのか??
一袋105円。
決して大きい袋でも分量が多い訳でもないが、半分で気持ち悪くなってしまった。
明日また、食べよう。
体に超悪そうなのに、時々どう~~~~しても食べたいハッピーターン。
ハピ粉には中毒性もあるという都市伝説も存在するが、塩気と砂糖っ気とアミノ酸しか入っていないので科学的根拠は無い。
昔、何を思ったか“味の素”を舐めては親にしばかれた記憶のある人には是非食して欲しい物である。
ついてった事のある人必読。
私は数えるほどしかついて行った事がない。
恐ろしく精神力のいる世界なのですよ。キャッチは。
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