この間仕事で“受診者のへそ周りを計測する”という、検査を受ける側からしたら非難GO!GO!な項目の検査が追加項目でありました。
その日診察に来て頂いていたドクターが
「ああ、メタボリックシンドロームね。」
と仰いまして。私健康診断の仕事10年もモサーっとやってるもんで、知らなかったのですね。この言葉。そしたら今日の日経新聞の日曜版に出てました。
生活習慣病のファクターが、重なり合うと相乗効果で心筋梗塞や脳梗塞を起こし易いという状態のことだそうです。
コレの診断基準のひとつにへそ周囲の腹囲が男性なら85cm以上、女性なら90cm以上がいかんですぞというのがあるそうでして。成る程、そういう事だったのか。実は
「何の為にやるんですか?」
と訊かれても“内臓脂肪に関係してるんだろうな”という事しか自分で解ってなかったために巧く答えられなかったんですよね。とりあえず新聞記事は切り抜いてみました。
この基準、はっきり言って中年に差し掛かった方には結構シビアです。怖くて自分でも計れません。ウェストより明らかに下っ腹ポッコリですもん。
へそ周りはウェストと違って測りにくいので、気になる方は誰かとペアを組んでやってみてください。力を抜いて直立して計ります。決して“ンッフッ!”とかいって腹を引っ込めてはいけませんよ。へそを基準に平行に、です。
現実を直視したら明日から運動しましょう。