『という訳で。げれげれは今更マキ・ホルの歌詞は日本語らしいと知ったそうですよ。』
「・・・竜崎。マキ・ホルって何だ?」
『さあ?どうやらデスノートの新OPを歌っているグループの事らしいです。夜神君がファンキー丸出しで“何か悪いモンでも喰ったのか?”的なアレですね。』
「悪かったな?良いよな、竜崎は“かーわーいーいー”とか女子(+腐)に言われて。」
『月君も“さーすーがー神!!”とか大爆笑されてるじゃないですか。凄いです月君。流石です。』
「・・・うるさいな。で、日本語じゃないなら何語の歌詞だと思ってたんだ?オーソドックスな辺りで英語か?」
『みたいですね。しかも空耳でサビの部分がこう聞こえていたようです。“ヘイヘイにくざが♪愛のにくざが♪ヘイヘイにくざが♪愛のにくざが♪”』
「にくざが??何の事だ?」
『新井素子(SF作家)の家のぬいぐるみの事らしいですよ。良く言う台詞が「にくざがっ!にくざがの神を信じなさい!!”だそうです。にくざがの神って何でしょうね?“新世界の神”の名前ですかね?』
「僕は断じてそんな最もベタな家庭料理みたいな名前じゃない!!」
『ああ・・・にくじゃが・・・だったんですね。それよりぬいぐるみが喋る事に関してはスルーですか。』
「そこをつついて僕はげれげれと関わりを持ちたくないんだよ。」
『それも、そうですね・・・。』
・・・Lに無視されました(月は別に良い)。
にくざがはその後神通力で新井さんのお友達の癌を治したり等の奇跡を起こしたらしいです。すごいぞにくざがの神!!彼が新井家に来た日。晩御飯が肉じゃがだった事はいうまでもありません。にくざがはシニカルな笑みを湛えた、亀のぬいぐるみです。続わにわに物語に出てきます。