青森OSSランド推進事業
今年度、来年度の2カ年計画で、青森県による青森OSSランド推進事業が進められています。OSSに対応できる技術者を育成するだけでなく、産学官の協議会をつくって、普及啓蒙、推進をおこなうというもの(第一分野実施計画、重点推進プロジェクト)。
昨年度に経済産業省、総務省が参加して「日本OSS推進フォーラム」(リニューアルしたページ)が設立され、それなりの実績をあげてきていることを睨んでの、事業化ではないかとおもう。
東北地方出身の私は、こういった地方の動きは、ディジタルデバイドへの挑戦、地域経済の活性化といった緊急の課題へのプラスの動きとして、大変注目している。注目しているだけでなく、私にも役割を頂戴した。
9月22日のあおもりOSS推進協議会 設立イベント、「OSS推進フォーラム」で講演をさせていただくことになったのである。
日本OSS推進フォーラムで1年半、働かせていただいたのであるが、そこで見つけたノウハウや取り組み方法、そして今後に向けた動きをお伝えしたい。また、昨年度から中国や韓国のメンバーと付き合うことが増えたのだが、中韓の熱気のようなものを同時にお伝えしたい。
いま、まさにその準備のために時間を費やしている。出張中、会議がはやく終われば、原稿を書いていたのである。
ところで、ただそこにある情報をお伝えするだけでなく、参加される方に何らかの確信やヒントを得ていただけるよう、参加される方の立場で考えてみようと、今回は思っている。
自分の両親も、東北地方のあるしがない地方都市で商売をやっているわけで、そんな立場だったらどうなのか、そんなことを脳裏において進めたいとおもうのである。産業として成立するためのエコシステム、こんなことも念頭においてみたいのである。
某会員制のところでコメントを頂戴した。
実際、OSSは万能薬ではなく、これを機会に考えを改めないと、逆に攻め込まれることにもなりかねない。
そんな話しも冗談じゃなくてできると思う。
三浦