SMM BIOS and ACPI
Posted by momokuri on 2006 6月 09 in Linux
SMM BIOSはOSから明示的に制御できない
私のブログに検索エンジンで、"SMM BIOS Driver"で訪問くださった方がいる。SMMをDriverで直接制御するというのは、基本的にはない。Intel SpeedStepの昔のインターフェースのように、I/O命令をトラップしてSMMに入ると言うことになる。これをSMIと表現している。Dellの Inspiron 8000のドライバでは、そのような処理をおこなっている。
現在的なインターフェースであれば、ACPI BIOSでSMM/SMIへのインターフェースを記述して、ACPI のAML(ACPI Machine Language)解釈実行にともなって、ACPIのI/O命令などをドライバで実施し、その結果としてSMMに入るということである。興味のある方は、ACPIの仕様書を見られるといいだろう。http://acpi.info/
また、自分の所有するマシンのAMLをiASLを用いてディスアセンブルして、読んでみるものよい勉強になるだろう。iaslはインテルから提供されている。
EFIの時代になると、このあたりはどうなるんだろう?WikiPediaによればACPIの仕様をEFIは取り込んでいると言うことだ。ま、当然というか。SpeedStepのようなCPUの速度制御方法だってACPI経由でコントロールできるはずだ。
リンク : http://www.acpi.info/
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